2012-04-15

今日はセルビア正教会のイースター

今日、またまた、イースターがやってきた。???ちょうど一週間前にイースター(復活祭)で、子供たちがエッグハンティングを楽しんだという話をしましたが、今日のイースターはキリスト正教会(東方正教会)によって信じられているイースターの日です。カナダはカトリック教会、アメリカはプロテスタントの信仰を持つ人が多いので、イースターやクリスマスはそれらの宗派による伝統の日が国をもっての大イベントの日になります。でも一方、主人の家族、親戚のようにセルビア(旧ユーゴスラビア)出身の人や、ロシア出身の人たちは、主に、キリスト正教会に属するので、カナダにいても、彼らの伝統の日に従って、イースターやクリスマスをお祝いしています。

今日は、その正教会イースター(うちではセルビアイースターと呼んでます)を親戚とともにお祝いするために、主人のいとこの家に集合。それぞれの家庭から持ち寄ったご馳走をみんなで囲んで楽しんでは、大人たちはセルビアの人たちに欠かせないブランデーを片手に日が暮れるまで語らいあうのでした。もちろん、まだ授乳をしている私は、オレンジジュースでしたが…。何個も連なったテーブルに共に座った大人たちが ”ジュベリー(乾杯!)!” といいながら、ショットグラスのブランデーをきゅっと簡単に飲み干してしまう。そんな姿に以前は驚かされていた私ですが、今はもう驚くこともなく、オレンジジュースを片手に ”ジュベリー” をしては、セルビア人に混じっている自分の今にあらためて ”不思議” を感じたのでした。


親戚のおばさんがくれたイースターエッグ


セルビア人のお祝い事に欠かせないもののひとつ、豚肉

最初は恥ずかしがっていたニーアも食事の時間にはにっこり

プランババ(セルビア語で曾ばあちゃんのこと)とニーア


はとこ達と遊ぶ子供たち

帰り際には親戚からこんなお土産が。バスケットいっぱいのイースターチョコとイースターエッグ
セルビア人はとても人情味にあふれた人が多い。そんな親戚の集まりがあるたびに、聞かれるのが、日本にいる両親、兄弟、祖母のこと。”日本の家族はどうしてるのかい?元気にしてるのかい?”ってね。お父さん、お母さん、みんな、よろしくいってました。

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